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2022/07/01 11:11

G・ファームのオリジナルブランド「田原ポーク」
「田原で育った豚肉はすべて田原ポークなの?」と時々聞かれることがありますが、
「田原ポーク」はG・ファームのオリジナルブランドであり、生産農家はわたしたちだけです。
地元の品種を掛け合わせた三元豚を、さわやかな潮風が吹きぬける田原市で育てています。

違いはズバリ・脂の質
田原ポークの味わいは「脂」に一番の特徴があらわれます。
オレイン酸を多く含む旨味の強い肉質ですが、脂の溶ける温度が「35度」と人間の体温よりも低いんです。
そのためジューシーなのにさっぱりとしていて、胃もたれしづらい豚肉とも言われています。
豚肉は冷めると脂身が食べづらくなることがありますが、田原ポークは冷製の商品にも向いています。

豚肉の中でも特に脂身の多いバラ肉を、ぜひ冷しゃぶでお召し上がりください。
口あたりのなめらかさと豚肉本来のうまみが存分に感じられるかと思います。


目指すのは、養豚から始まる「循環型農業」
田原ポークの美味しさを作る要素の1つに、「自家配合のエサ」があります。
これは国内で生産される食品副産物(まだ食べられるのに捨ててしまうもったいない資源)から
豚にとって必要な栄養素である「イモ・麦・米類」の資源を豚の体調に合わせて独自に配合しています。
ポテトピールやバームクーヘン、酒粕などを食べてそだった田原ポークは
芳醇なうまみのある肉質をつくりつつ、フードロスの削減にもつながっています。


また、G・ファームの取り組みとして豚のうんちから「バイオマス発電」を起こし
その発電の余熱で加温した温室で熱帯果樹の栽培をしています。

そこで収穫したパパイヤはクラフトビールになり、田原ポークと一緒に楽しむことで「循環型農業」を実現しています。


「田原ポーク」は「おいしい」だけではなく、
豚とともに生きるわたしたちの未来へつながるブランド豚です。