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2022/07/31 22:07
#養豚農家のクラフトビール
2021年夏、クラフトビールが誕生しました。
その名も「THE PIG'S PEARL -PAPAPYA IPA-」
「養豚から生まれる新たな可能性」
という意味を込めています。
2022年3月に行われた国内のクラフトビールの品評会、
「JAPAN GREAT BEER AWARDS 2022」では
ビールそのものの品質の高さが認められ
金賞を受賞することができました。
しかし、そもそもなぜ
養豚農家である我々G・ファームが
クラフトビールを作ったのか。
G・ファームが取り組む「循環型農業」のかたちと
我々の故郷「田原(たはら)市」への想い、
その開発STORYを少しお話しさせていただきます。

「PAPAYA IPA」
「パパイヤ アイ・ピー・エー」と読みます。
IPAとは、
India Pale Ale(インディア・ペール・エール)といい
クラフトビールの1つのスタイルを意味します。
ホップを大量に使用したクラフトビールのことを指し
味わいの特徴として、
ホップの香りや苦味が一般的なビールよりも強く現れます。
そして、副原料として使っているのが「パパイヤ」
PAPAYA IPAにはG・ファームの農場で収穫した
パパイヤの絞り果汁のみを使用しています。

G・ファームが栽培するパパイヤは
実は「養豚」から生まれてきたものなのです。
豚の排泄物は昔から堆肥として利用され
大地の栄養素として重宝されてきましたが
様々なエネルギー問題が取り沙汰される近年
G・ファームが着目したのが「バイオマス発電」です。

「バイオマス発電」は
動植物などから生まれた生物資源を
燃料またはガス化して発電する再生可能エネルギーです。
2017年より、
G・ファームでは豚の排泄物を農場内の巨大な槽に溜め
メタンガスを発生させることで発電をしています。
その発電の際に発生する熱をさらに有効に活用し
熱帯果樹栽培の温室加温に役立てています。
養豚から発電という過程を経て
PAPAYA IPAのパパイヤはこの中で栽培されています。

田原ポークの生産者として
「地域に必要とされる農家でありたい」
先代からいままで変わらず受け継がれている気持ちです。
創業当時から、
国内の食品副産物(イモ・麦・米類)は豚の飼料として
積極的に有効活用してきました。
バイオマス発電の電力は地域の電力へと還元し
役目を終えた排泄物も
堆肥化してこの土地のエネルギーになっています。

パッケージのデザインは、
田原の海岸線をモチーフにしています。
飲み終わった後の空きビンを夕日にかざすと
反射で海の水面がキラキラと輝くのを見ることができます。
田原ポーク、THE PIG'S PEARL -PAPAYA IPA- を
ぜひ田原市でお楽しみください。
